週刊ポストって本当にヘアヌードやめちゃうの?

 

編集長に聞く:
週刊ポスト・海老原高明さん 権力の腐敗は許さない
 −−最近誌面を変えたそうですね。

 ヘアヌードを、5月いっぱいで卒業しました。今後原則として載せません。10年ほど前掲載を始めたのは、当時のわいせつ概念に対し表現、芸術の自由を問いかけようとしたからです。その自由を勝ち取った自負はありますが、社会通念が変わり掲載する意義もなくなりました。まあ、たとえば超有名女優がそうなったら、考えますけれど(笑い)。

 −−売り上げに影響しませんか。

 それだけを目的にしていた読者は離れるでしょう。でもヘアヌードは麻薬みたいなもので、それに走ると壊れてしまう。うちはもともと家庭を持つ男性が対象で、家にもって帰って読めるというのが特徴の一つだったんですが、その特徴を見直そうということもあります。
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/06/18/20040618dde014070014000c.html

これも英断だと思う。たいしたものだ。

 男性客も来る美容院にもポストを配達しているけれど、きわどいグラビアページがあったりすると美容院側から「他の雑誌に差し替えてくれ。」と言われたりする。

 でも駅売りだと、これ無いときついんじゃないか。部数は維持できるのか。

 きっと何か勝算があってのことだと思うけれど、また復活も匂わせている。
 そうか、もうマンネリ化したから一度掲載を中止して読者を飢えせ、やっぱり無いと困るね。ということで、さらにパワーアップして再登場をもくろんでいるんだ。間違いない。
 
 だってあのCLANNADだって18禁のファンディスクを作るらしいじゃない。なんてこった。