電子書籍:「元年」出版界に危機感 東京電機大出版局長・植村八潮さんに聞く 毎日5/3
http://mainichi.jp/enta/book/news/20100503ddm012040031000c.html
日米では、読書習慣や出版文化が明確に違う。しかもそれは急には変わらない。米国人にとって「読書は消費」だといわれており、バカンスに本を4〜5冊持って行き読み終わったら捨てて帰る人が多いという。日本人は紙質や装丁にこだわり、読み終えても取っておく人が多い。米国で成功したから日本でもというのは、分析が足りないと思う。
先の見通しが立たないまま「電子書籍元年」がいつまでも続きそうな雰囲気。
うまく折り合いをつけることが得意な日本でも今度はてこずりそう。
「急には変われなく」ても、独自のスタイルが見つかるまで
焦らなくても、ゆっくりでいいじゃないか。
それまでゆっくり「紙の本」を売っていきたい。