歴史を知る 見方を知る 探究 洛中洛外図 なごみ 2010年5月号

なごみ2010年5月号新発見・洛中洛外図屏風 (大江戸カルチャーブックス)
謎解き洛中洛外図 (岩波新書)服制と儀式の有職故実

『探究 洛中洛外図』
室町戦国期から江戸時代にかけて制作され、現在、百点以上が確認される洛中洛外図。いつ、どこで、だれが描いたのか? 雲の隙間から見下ろす構図や特徴的な金雲はどんな意味をもつのか? 等々、だれもが抱く素朴な疑問を八つのキーワードに分類して、洛中洛外図の面白さを解き明かす。

 黒田日出男 佐多芳彦両氏の解説が分かり易い。
 読み応えあり。840円は安いかも。


 36項「嫁入り道具の洛中洛外図屏風
 最初に徳川和子入内行列が描きこまれたとされる、公開されていない新出本洛中洛外図の伝来経路が気になる。