国民読書年:開始を宣言 活字文化議員連など3団体 毎日1/28

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100128k0000m040023000c.html
だから人は本を読むNHK私の1冊日本の100冊 人生を変えた1冊編 (Gakken Mook)

推進機構会長の福原義春資生堂名誉会長は『本離れは日本文化の基礎の崩壊につながる。
国民読書年は危機的な状況を打開する初めの年』とあいさつした。

 本を売るのが主な目的なのか、文字・活字文化への関心を呼び戻すのが主な目的なのか。
 個人的には、そのあたりのスタンスに迷う「国民読書年」


 福原義春推進機構会長は「NHK私の1冊 日本の100冊」の中で「方丈記」を
 『多くの古典の中でも図抜けている。バブル崩壊後に読み、強く打たれた』と私の一冊に挙げている。

 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。世中にある人と、栖と又かくのごとし。

 「ゆく河」の中で「本」は「活字文化」は、かつ消えかつ結びて久しくとどまらない、のか。
 大きな流れの中で、本の対価で商売が成り立たないというのは、些末なことなんだろうか。