大河「篤姫」第6回女の道  老女菊本の自殺。

篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

 菊本の身分の低いため、篤姫の経歴に傷をつけないよう、あえて罪となるような死に方をする、との事。
 「殉死」みたいな感じで、やはりそれなりの計算がある事だと思える。


 養女に行く先が島津本家ということで、分家出の姫に何かと奥女中らから中傷があるだろう。
 その際、身分の卑しい老女が付いていたことを引き合いに出され姫の負担となる事が、堪らなく口惜しいという気持ちもあるだろう。
 女同士の「張り合う」気持ちは強い。


 職場で自殺となると直近では「交番での自殺」が思い浮かぶ。
 何もそこで自殺しなくても、他の生き方を模索すれば良いのに、とも思うけれど。
 組織の中では抜き差しならない「命」を賭けた意地があるらしい。