落城の炎 おにぎり焼く 鮫ケ尾城跡で出土 読売新潟1/21

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080121-OYT8T00761.htm
上杉三郎景虎 (光文社文庫)

同城の米蔵跡からは、焼けた備蓄米が多数出土しているが、おにぎりは初めて。出陣や籠(ろう)城に備え、携行食として用意されたものとみられる。
・・・「おにぎり」は炭化していたが、麦や雑穀類は混ざっておらず、米100%だった。

 御館の乱のクライマックス、上杉景虎終焉の地「鮫ケ尾城」で、焼け米が出るのは知っていたが、おにぎりとは・・・。
 ちょっと舞台道具が揃い過ぎ、出来過ぎの感じもするが・・・。


 越後が全国有数の米所となるのは、新田開発が進む江戸時代以降かと思っていたが、戦国時代の米の需給はどうだったんだろう。
 新田次郎武田信玄」だったかで、越後の兵が兵糧に「米」を持っていることに武田方が驚く場面があったが、少し納得。