再生紙ではがきを作る そもそも「無理」だった J-CAST1/17

http://www.j-cast.com/2008/01/17015687.html
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks)環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks)

「古紙100%再生紙は環境にやさしい」はウソでした J-CAST4/28 
http://www.j-cast.com/2007/04/28007268.html
日本製紙は07年4月24日に、「古紙100%の再生紙を廃止」と発表した。理由は2つあるという。ひとつは、古紙を何度も再利用しているために再生紙の品質が悪くなっていること。ふたつ目は、古紙100%の再生紙を製造する際には化石燃料(石油・石炭)の使用量が増えて、二酸化炭素排出量が古紙を使わない場合の2倍以上になること。だから「100%」にこだわるのではなく、用途に応じて最適な古紙配合率を決める必要があるという。

 再生紙では「品質を保てない」「二酸化炭素排出量が増える」「消費者が白い紙を求める」等々・・・聞こえの良い理由ばかりだが、
 営利目的の企業であるから、再生紙だと生産に「コスト」がかかって儲からない、本音だろう。
 一般家庭でいうと、古い電化製品を修理して使用するより、新製品に替えたほうが安く上がるじゃん、みたいな。
 コストが余計にかかった分を価格に転嫁できないし(再生紙だから安いはず、という幻)。


 「環境偽装」の元は、官公庁などが「古紙再生紙使用を環境配慮の象徴」とした点にあるのかも。