ファイルマガジンの分売

 組み立て系では無理だけれども、「日本の100人」や「古寺を巡る」にしても「フェラーリコレクション」にしても、最近は全巻の予定を見て、気に入った号だけ買うお客様が多い。
 号が飛び飛びでも気にならないようだ。 
 事前にほしい号のリストを持参して「これを取って置いて」となる。
 興味のないものは邪魔らしい。
 気に入ったものだけバインダーに入れる。
 どんどんこのような事案が増えて管理が大変。


 創刊号や2号だけ広告をぶち上げ、サービス価格で「お試し」「客寄せ」といった手法に踊らされている購読者側だが、
 ファイルマガジン市場が成熟するにつれ、だいぶ様相は変わってきている。
 売る側も、変化の兆しをつかんで、売り上げアップに繋がるように対応していかないと。