やずやの発芽十六雑穀の売り方
主食でおいしく、栄養バランスのお手伝い。それが発芽十六雑穀ごはん。
やずや「発芽十六雑穀」のCMが連日流れる。
「熟成香醋」「雪待にんにく卵黄」から「雑穀」へとスッキリ切り替えられた。
ユーキャンの出版「日本大地図」等の売り方に似ている。
私は数年前から、発芽玄米や雑穀を白米に混ぜて炊いて食べているが、それまでは試してみるキッカケがなかなか無かった。
「白い飯」が豊かさの象徴だった時代が長く、主食だけに「混ぜ物=貧乏」「白米至上主義」の意識を変えるのはちょっと億劫だった。
「おいしさ」と「栄養バランス」に目覚めた時のちょっとした感動は、人それぞれには伝えにくい、が確かなものだ。
それがCMで単に繰り返されるだけで、単純な理屈なだけに結構広まってしまう。
「ちょっとした感動」は確実性が高い。
確実性の高い理屈を、繰り返し、広く大量に発信し、無料サンプルや特典で購入を促す。
ひとつの事を「強く」「自信を持って」勧める商いはこれからもっと出てきそうな気がする。