【 2.0%減の2兆1525億円 】全国書店新聞 2月11日号

むしまろ! 1 (少年マガジンコミックス)「自虐史観」の病理 (文春文庫)

2006年の出版販売額は前年比2・0%減の2兆1525億円で、2年連続して前年を下回った

 2km程離れた大型チェーンの書店が、店をたたんだ。
 おかげで、雑誌の定期購読者や来店客が多少増え、「一息」つけた。


 しかし、他店の屍を喰らって生き延びているようで、少しつらい。
 「弱肉強食」の世界を生き抜くには、甘い事を言ってられない。
 自前で獲物を、もっと捕ってこないと。・・・
 


 それにしても、出版販売額低迷のアナウンスばかりが聞こえてくる。
 今に始まった現象ではないはずなのに、流行のように「書店の退潮」ばかり強調されているような気がする。
 「自虐史観」に陥ってしまいそう。
 ポジティブな観測は、流行らないものだろうか。
 全体的な傾向に場末の自分も支配されていることで、なんだか満足してしまっている。