いまさらだけれども「わたしのいもうと」の売れ行き加速。

わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)

 去年から品切れ状態だったが今月重版されて、また売れ出す。

 いまさらだが、ようやく買って読んでみた。→「とにかく泣ける」「買ってよかった。」

 
 ただ、あまりにも話の中の彼女は「脆弱」、そして「妹キャラ」への読者の過多な感情移入、は否めない。いじめる側があまり描かれていないのも気になる。
 しかし「いじめ問題」対策にはかなり役立ちそう。当事者全員必読といってもいいかもしれない。
 売れるワケがわかったような気がした。


 そして、あとがきにあるように「戦争への危惧」も説得力がある。