2006-11-24 崖っぷちだと周りが見えない。 徳島の「崖っぷち犬の救出シーン」は印象に残った。 崖っぷちの訳が分からない犬の立場では、折角救いの手が差し延べられても、さらに自らを破綻へと追い込む行動しかとれない。 一方、自殺に追い込まれた人間には、周囲の「救いたい」という気持ちも救助活動も届いていない。 当然の事ながら周りを見渡す余裕があれば「自殺」には至らないだろう。 それでも崖っぷちで喚いたり騒いだりできれば道は開けるような気もする。 意外に近くまで救いの手が差し延べられている事に気がつかないだけかもしれない。