「定本 良寛全集」 全3巻10月10日刊行開始

urinin2006-09-08

 中央公論新社 創業120周年記念出版
 各巻定価12,600円
 自筆本を中心に据えつつ、諸々のテキストを集大成。

 山折哲雄氏の推薦文
 わが国の良寛は、「自然」と「子供」の発見において日本のルソーの位置にある希有の人間・・・

 最近耳にしなくなった「清貧」という言葉。
 第1巻、組見本の「円通寺」という漢詩をチラ見するだけでも、大いにその雰囲気が伝わってきた。


 連作意識のもとに作られた良寛の詩歌を味わうには、集大成された全集が最適。

 格差が広がる社会での生き方を見つめ直すことができるかもしれない。