店頭で手売り

 地元の自費出版物を委託され、何種類も販売している。
 多くの著者が来店して、自分の著書の売れ行きを訊ねていく。

 自費出版の多くはそれほど大部数が出るわけではない。
 そこそこの売れ行きなんだけれども、それぞれの著者は一喜一憂する。
 しかし、売っているこちら側は「お座なり」になってしまっていて申し訳ないような気も。


 今日来店したある著者は「頑張る」タイプ。
 自分の著書の前でお客様に声をかけて、拡販活動していった。
 さらに顔見知りには、強引に著書を買わせる場面も。


 私たちに欠けている情熱を見せつけられた感じがした。


 有名作家のサイン会ばかりではなく、
 「私が作りました。」顔の見える生産者直売は、せまい地域でもこれからの販売の鍵になるかもしれない。