各種、様々な形態で続々と出版される限定版コミック。
売場でその重要度は増すばかりだ。
通常版コミックの仕入れ、補充部数が弱小書店では儘ならないのに対して、買い切り扱いの限定版は店の状況に見合った部数が確実に入手できる。
リスクはあるが、単価も多少高いので心強い存在。
版元にしても、買い切りだし見通しがつけやすいだろう。
講談社のコミックが420円(税込み)に引き上げられたが、書店の立場からだと「単価が今まで安すぎ」という思いが強い。
それでも買う立場にしてみれば、値上げは嫌だ。(石油価格上昇の転嫁か)
特典付きの限定版ならば、その辺の価格設定が曖昧だ。これは憂うべき事なのだろうか。