「注文していない。」
相変わらず客注品の調達に時間がかかっている。
品切れ、重版待ち等で10日も2週間も一ヶ月も待たせていると、自分が注文した本を忘れてしまうお客様も多くなる。
配達先で注文を受けて、「やっと来た」本を持っていっても「頼んだ覚えがないる」というケースに最近よく出くわす。
「他で買った。」「もう読む気がしない。いらない。」ならその気持ちもわかるけれども、、「覚えがない。」と言われると、力が抜ける。
「あなたが間違いなく注文したんですよ。」と抗弁すると関係悪化してしまうので、取りあえず「引き取る。」「持ち帰る。」
大抵、後日電話等がきて、「やはり注文していた。もってこい。」というケースが多い。
これは紙の本の宿命ではあるけれども、「このインターバル(間)がいい。なんともいえない。」という声はあり得ないし。
以前に比べ改善はしているが、本の取り寄せに手間と時間がかかり過ぎる。時代のニーズにまったく追いついていない。
結局、よりレスポンスの良いネット書店か、巨大在庫のメガ書店に収束していくのか。