藤原定家写本の「俊頼髄脳」 平安の歌学書 冷泉家で発見 京都新聞8/10

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006081000019&genre=M2&area=K10

 「残り多い(名残惜しい)が、紙が足りないので書きやめた」という意味の書き込みがあるという。

 本を写すという行為に費やす労力や資材の不足が無くなった現代でも、「鉛筆で書く名文」という類の本が売れている。
 手軽にコピー&ペーストが繰り返される現代でも、手で書き写すという行為が評価され広く行われている。


 「鉛筆で書くー」も経典や古典文、近代文が主だけれども、将来手で書き写すに値する「現代の文章」も有るのだろうか。*1

えんぴつで奥の細道 えんぴつでなぞり書き 声に出して読んで脳が五歳若返る百人一首 決定版
 そう言えば、ポプラ社から「えんぴつで奥の細道」のネーム入り鉛筆を拡材として貰った。2Bの三菱鉛筆だけれども、これが公式アイテムなのか。

*1:中田英寿氏の引退声明文とか?