『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』で、新潮文庫「はつ恋」ツルゲーネフ登場
- 作者: ツルゲーネフ,神西清
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1952/12/29
- メディア: 文庫
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夏休み、といえば「読書」なんだけれども、現実的には面倒くさいし、気分も浸りきれない。
そんな夏休み真っ只中、日本テレビ系土曜ドラマ『マイボスマイヒーロー』第4話7/29放送では、主人公真喜男(長瀬智也)が、課題の新潮文庫「はつ恋」を読みふける。
つられて真喜男組下の構成員たちも、それぞれ思い思いの文庫本を手に木陰で読みふける。
第4話全編を通して「はつ恋」ツルゲーネフがモチーフとなり、視ている側にもその気持ちが伝わる。
ひかり(新垣結衣)のことを思い出したりすると“胸の中で小人が騒ぎ出す”ようになっていたのだ。そんな、わけのわからない胸の痛みに苦しむ真喜男。
下手に無理矢理「夏の読書」を押しつけられるより、このような雰囲気を持ったエンターティメントを提供された方が「読む気」が起きるかもしれない。
やはり「何をどう読み、どう考えるか」より「読書したくなる雰囲気」の方が、キッカケとしては重要だと思う。
そして、「夏の読書」は、涼しい木陰等で、文庫本(紙の本)が良いと思う。
ケータイ端末での読書では、ピンと来ない。