ポジティブな貧乏 テレビ朝日系木曜ドラマ 「下北サンデーズ」

http://www.tv-asahi.co.jp/shimokita

下北以上 原宿未満

 劇中、上戸彩(里中ゆいか)が古田新太(オーナー・下馬伸朗)に対して、

 『下北サンデーズの劇団員は、それぞれ真っ当な仕事に就いていれば、一生の内に1億円程余計に稼ぐことができる。
 それを棄ててこの劇団に人生を捧げているということは、10人併せて10億円がこの舞台に投資されているということだ。』

 といったような内容の猛抗議し、サンデーズの芝居の素晴らしさを訴える。その言葉に心を打たれた古田(下馬)はスタジオの使用を許可する。


 そういう考え方もあるか。「ポジティブな貧乏」を選択したということなのか。



 これに対して

 日銀、ゼロ金利を解除…年0・25%に 読売7/14 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060714it06.htm?from=top

 超低金利で家計に304兆円の「損」・日銀試算(NIKKEI NET)


 超低金利の1991年から2004年の間に全体で304兆円(日銀試算)。
 余計に受け取れたかもしれない預金金利(国民一人当たり250万円余り)を棄てて、景気回復のために投資してきたようなもの。



 下北サンデーズの劇団員みたいに「耐乏」を選択したのではなく、選択させられたみたいな。

 預金の無い私には関係ないけれど。