書店淘汰の終焉は何時?

トーハン社長交代、殺気立つ業界
http://www.shinbunka.co.jp/henshucho/hen055.htm
トーハンの会見では風間新副社長が、「中小書店の支援と出版文化の復興には、若い世代の感性と発想が必要」と述べ、途中、同席した山粼新社長は「社内活性化と書店支援」を核に成果を挙げると、改革推進本部長の立場からも意気込みを語る。


 不良債権処理のような「中小書店が廃業する動き」が続いて久しい。その一方で競争激化、大規模出店や新刊本、創刊誌ラッシュ。



 確かに全国に散らばる書店が「再販制度」や「伝統?」の上に堂々と胡坐を掻いていて、業績悪化の理由を他に求めていた雰囲気は否めない。

 でも場の勢いで、すべてが燃え尽きてしまうのは、なんとか留めたい。


 
 「社内活性化と書店支援」を核に成果を挙げる、のは「生き残った書店こそ育てる価値が在る」という親の心なのか。ライオンか。


 お題目ともいえる「書店支援」に頼っているようでは、生き残っても先は短いかもしれない。