神と人間
今年3月完結した、「司馬遼太郎短篇全集 全12巻」は好評だった。
まだ一冊ずつ単品を買いに来る人も。
先日刊行された新潮社「芹沢光治良 神と人間 全8冊愛蔵版」を予約したお客様から、『学生時代思い入れの強かった作家をもう一度読み返したい。』という購入動機を聞かされた。
団塊世代が定年、再スタートを迎えて、それぞれ読み返したい作家、著作があるはずだ。
それも時間的に余裕があれば、じっくりと浸れるはず。
そんな時、未公表を含んだ新編集、装丁の凝った愛蔵版の全集があれば、贅沢な時間が過ごせそう。
土地や建物、旅行等に比べれば「ささやか」だけど、きっと充足度は高いだろう。