大手銀6グループ 最高益、3兆円超す 3月期決算 バブル期の1.7倍 読売新聞5/24

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20060524mh14.htm

小さな会社の公的資金・補助金のすべて つなぎの運転資金から起業・新事業・雇用まで (JBシリーズ) メガバンクの誤算―銀行復活は可能か (中公新書)
 
 バブルが弾けて、痛い目にあって、公的資金を入れて、無駄を省いて、不良債権を処理して、いろいろあって、今に至って。

 たとえどんなに利益が出ようと、まだまだ「痛み」の記憶は鮮明だろう。

まだまだ「半人前」らしいし。
 大手行「まだ半人前」預金金利の改革必要…金融相http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060523ib02.htm

 冒険に出かけたり、危ない橋を渡る気分には到底なれないだろう。
 

 それでも、すっかりやられてしまった多くの負け組民間企業にしてみれば、「生き残って、こんなに儲けて、何を言う」みたいな気分。
 そういう怨嗟にも似た声が満ち満ちている。
 大手銀行グループにはそういう空気を察して、金融市場を活性化させ、社会のみんなが儲かるような前向きな業務に邁進してほしい。


 でもやっぱり「危ない橋」は二度と渡らないよね。
 当店のような危なくてショボくて潰れてもどうでもいい所には、どこも資金入れてくれないし、金利は高いし、資金繰り計画表のチェックは厳しいし・・・。