時代に即したテレビドラマの演出

 新装版 功名が辻 (2) (文春文庫) 火の山ー山猿記(上) (講談社文庫)

 「大河功名が辻」昨日放送分で、一豊と千代の間に「よね姫」が生まれたが、
 原作では天正13年の大地震で「よね姫」が圧死してしまう展開だった。

 地震と言えば「阪神淡路」や「中越」の記憶が生々しい。
 ドラマで描写されることに多少の抵抗と躊躇を感じるかもしれない。




 「朝ドラ純情きらり」では、主人公桜子の次姉杏子が、亭主の河原の家庭内暴力に悩む筋書きになっている。
 しかし、その暴力シーンはなく、殴られた痣等で描写されていた。
 「DV」に対する配慮がなされているように思う。


 同じ「朝ドラ」でも、BSで再放送中の「君の名は」では宍戸錠が全開で「DV」を演じていた。製作年代の差なのか。




 「仮面ライダーカブト」で「食育」が重視されているのも今っぽい。