フリーペーパーは伸びそう

PR誌・フリーペーパーコレクション



 当店でも「ニッセン」をはじめ多くの無料頒布品を置いている。
 最近はフリーペーパーと呼ばれる印刷物の種類も増え、書籍雑誌等本来扱うべき商品のスペースを圧迫しだした。

 以前は「無料」なのでそれなりで、大した影響力を持たなかったフリーペーパーだが、徐々にその地位が上昇し、無視できない存在に成長してきた。


 地元の印刷所が出している、ある地域密着型フリーペーパーなんて、号を重ねるごとに内容がこなれてきて、ファンも増え部数が不足するほどの盛況だ。
 内容もさることながら、オシャレで洗練されたデザインのモノはウケが良い。

 興味を購買につなげる「ネット広告」 4月19日 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/net/interview/20060419nt07.htm?from=os1
 2005年のインターネット広告費は、電通によると前年比54・8%増の2808億円に達し、ラジオ広告費を超え、雑誌広告費に迫る勢いだ。

と「ネット広告」の伸びに注目が集まってはいるが、
広告で成り立つ「リアル」で「地域」に根ざしたフリーペーパーも侮れないと思った。



 無料で、しかも見て、触って、持ち出せる「紙」は結構いけそう。

 本来書店で取り扱っている「雑誌」も大部分、広告で成り立っているだけに、ちょっと先行き不安。
 「下落傾向にある雑誌価格」に対するマージンで、成り立っている立場の「書店」はもっと不安。