高校教科書検定 難易度二極化進む 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060330/mng_____sya_____006.shtml


 元々教科書内容の難易度は階層化していたが、表題や見た目からは判りにくかった。

 学力格差はあっても、それが露呈することを「教育的配慮?」から避けていたように思える。


 時代がかわり、学力格差を大っぴらに認めようという動きが急だ。
 昔は、下からはい上がれるかもしれないという希望を多くが持っていたけれど、今はある程度、横並びの層が身近にあれば、それはそれで心地良いのかもしれない。

学力が高くない生徒向けの教科書の場合、数学1で平易な足し算や引き算から始めるものや、英語で単語の発音に仮名を振るものが増加。学力差の拡大傾向を反映し、教科書の二極化が進んだ。

 二極化、いや多層化する格差社会を生き抜く術を学ぶ事は必要だと思う。