NTTドコモグループ、おサイフケータイ対応端末の契約数が500万を突破

http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=106141&lindID=4

 ケイタイ、クレジット、プリペ、口座振替等、現金を使わず買い物できる機会が増えた。
 買い物すればするほど貯まるポイント制もあいまって、売る側も買う側も便利で快適になった。(情報漏洩の危険もあるけれど)

 買い物手段の「快適化簡素化効率化」は消費機会を増やし、飽和状態でモノが売りにくい状況を打開する大きな切り札だと思う。



 しかし煩わしい現金の出し入れを省くことで、現金に触れて、その価値を確認して出納する機会が失われたように思う。
 短いロスとも思われる現金出し入れの手間が、意外に深い思索の時間だったのかもしれない。適切な判断をする重要な時間だったかもしれない。

 均質で大量のモノが行きかう時代にはそんな時間は不要か。