実写よりわいせつ性低い…漫画本の「性描写」に罰金刑

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050616i505.htm

発禁・わいせつ・知る権利と規制の変遷―出版年表 (本の未来を考える=出版メディアパル (No.6))
 漫画本の「性描写」は売るための手段で、「作品」「表現の自由」といった大層な概念は似つかわしくないように思う。
 エッチな表現を求める市場の声は、未来永劫止まる事はないだろう。売る側が其処に安直に頼るのは必然だ。


 この類の漫画等が子供に見せない規制「ゾーニング」されることなく、彼方此方で売られているのは現実で、
現実と遊離した別世界で裁判が行われているように感じる。


 この裁判はあくまでも「見せるため」「象徴的」に構成された劇場型の典型で、もともとの成立起源も怪しい。
 私たちが巻き込まれるに値しない。


 我慢していた浅野内匠頭が、やりたい放題の吉良上野介に斬りつけたようなもの。
 「松の廊下」は格好の場所だった。
 いろいろな思惑から見世物として演出されたのは一緒のような気がする。