2005-06-15 『悲しい本』マイケル・ロ−ゼン、谷川 俊太郎 (翻訳)、あかね書房 テレビで紹介され、最近売れ行きに火がついた。 「明日へとむかう道を照らしだす感動の絵本!」とあるが、感動と言うよりとにかく悲しい。素直に表題通り。 分かり易い表題とそれに見合った内容。ほっとするような感じがする。 客寄せの演出が蔓延るご時世なだけに、逆にこれがアリなのかも。 谷川俊太郎、吉村和敏コンビでコンスタントに売れる「あさ/朝」と「ゆう/夕」アリス館の雰囲気もそう。シンプルで深い。