新訳「星の王子さま」続々 岩波版半世紀、独占権が消滅

http://book.asahi.com/news/TKY200505260088.html

星の王子さま―オリジナル版  ライオンと魔女 (カラー版 ナルニア国物語 1)
 

出版を決めた4社の本はいずれも題名に「星の王子さま」を使う予定だ。岩波書店と内藤さんの翻訳の著作権の継承者である長男で作家の初穂さん(84)はこれに反発している。原題を直訳すると「小さい王子」。「星の王子さま」は、濯さんのアイデアだからだ。

 「星の王子さま」の知名度に頼った拡販が欠かせない物件。ここは各社外せない。

英国ファンタジーの至宝をディズニーがついに実写で映像化。
ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」を超える史上空前のファンタジー、映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』2006年3月公開

を控え カラー版も展開し「ナルニア国物語」を販売を強力に推し進める岩波書店にとって、「星の王子さま」新訳登場の盛り上がりは、逆にプラスだろう。

 まあ、ここは敢て題名で争うのも注目度を高めるためはいいかも。