細田官房長官:「ノータイ、ノー上着」で記者会見に登場

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20050525k0000m010048000c.html
スーツの神話 (文春新書)

 なかなか定着しなかった「夏季の軽装」。
COOL BIZhttp://www.env.go.jp/earth/info/coolbiz/

 もともとスーツは欧米の湿度の低い地域のものだから、ジメジメしたアジアには向かないと思う。

スーツの起源は1666年10月7日。 当時イギリスの皇帝チャールズ2世が、宮廷における服飾が華美に走り、その倹約令ともいえる 「コート」「ヴェスト」「ホウズ又はブリーチズ(半ズボンのこと)」をもって宮廷の正装としたことにあると言われている。 (「スーツの神話」より)


 ネクタイも16世紀ヨーロッパが起源らしい

 ホリえもん氏の「記者会見でネクタイもしない」ラフなスタイルは結構批判を浴びたが、権威と横並びを旨とする日本人には「政府全体として上着を着用せずノーネクタイの軽装で通すことを申し合わせ」てくれないと定着はおぼつかない。



 私は配達であちこちのキチンとしたスタイルのオフィスに出入りするが、中には「本屋の配達の前垂れ姿」に眉をひそめる人もいる。
 人をまず外見で判断するのは仕方ないけれど、変なスタイルだからといってそこで直ぐにバカにするのは度量が狭い。
 逆に場にそぐわない変なスタイルをしていけば、そこの人々のレベルが測れるかも。*1
 それと意味は異なるが、私はあえて「本屋の配達の変な前垂れ姿」で、存在をアピールして、注文を取るために目立とうとしている。



 タモリが昔、来日したアルゼンチンタンゴの舞踏家にお笑いをバカにされ、仕返しに着ぐるみ姿でその公演の時、最前列で観覧したエピソ−ドを思い出した。
 

*1:織田信長が父信秀の葬儀に変なスタイルで参列したのも、斉藤道三との会見でのエピソードもそうか?