小泉首相との会談中止、中国副首相が急きょ帰国へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050523i204.htm
これはある程度予定された行動だと思う。
中国各地の反日運動、靖国問題、尖閣問題と春暁ガス田問題、歴史教科書問題等々
日中間で懸案山積だ。特にここ最近はヒートアップしている。
全ての問題の日本側の象徴でもある小泉首相との会談をキャンセルすることは、会談でお互いの立場の平行線を確認するよりも中国副首相にとって成果は大きい。
呉副首相は昼食会後、「訪問の目的は達したか」との記者団の質問に対し、「達した」と答えた。
日本はコケにされても国民はそんなに熱くならないし、日本の一部の人々が熱くなったとしても中国側からすれば、逆に望むところかも。
心底を見定めるには侮辱が一番簡単だ。
日本としたら、誘導に惑わされること無く、外交の王道を堂々と進めばよいだけ。
些細な事に対しての過剰な反応は、思惑がらみが殆どだ。